
恋の終わりは美しく
「 思いやりも恨みも目には見えない 」
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恋の終わりは美しく
そう思っている人が多くいらっしゃる・・・そう感じます。
しかし、本当にそういうものなのでしょうか?
僕は、疑問を感じてしまうのです。
▼ どろどろした問題? ▼
マーチンくん、どろどろした問題はないかい?
僕が社会人になって、1年と半年が過ぎたときでした。
当時勤めていた会社の部長さんから、こんな質問をされたのです。
どろどろした問題??
そう思ったのですが、僕なりにピンときました。
「ああ、ありますねー。
『なんで、この仕事はこうなってるんだろう?
こうしたら、もっと時間も短くなるし間違いも減るのに』
と、誰もが疑問に思いつつ、誰もが見て見ぬふりしている。
そんな仕事が結構ありますよ」
と答えました。
すると、
あはははは、そういう問題じゃないんだよ。
と言われたのでした。
・・・じゃ、なんなんだ??
このとき、結局僕には答えがわかりませんでした。
あなたは、いかがですか?
▼ 部長さんの手腕 ▼
この部長さん、社内ではある有名人でした。
それは、「コミュニケーションの鬼」とでもいいましょうか・・・、
人をまとめる天才
だったのです。
ピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが・・・どんな仕事でも人と人のつながりが必要です。それができない人、つまり、他人とのつながりを保てない人は、どんなに優れた能力を持っていても、宝の持ち腐れになってしまうのです。
例えば、あなたが今、ホームページを作りたいと思って、これから1年間誰かに仕事を頼みたいとします。そこに、AさんBさんのふたりの人がピックアップされた・・・と想定しましょう。
Aさんは、なんかイヤ〜な感じの人だけど技術はすごい。超一流。
Bさんは、とっても楽しく仕事ができる人だけど、技術はまぁ普通。
あなたは、どちらの人を採用しますか??
多分、ほとんどの人がBさんを採用すると思います。僕もそうです。
ビジネス的な視野でみると、Aさんを採用をすべきという見かたも、もちろんあります。しかし、普通に考えるなら誰もがBさんなのです。
理由は、述べるまでもありませんよね。
これが、仕事というものであり、
「人」というもの
なのです。
これを部長さんは、誰よりもしっかりと認識されていらっしゃったのです。人間関係のトラブルを持つ部署にいかれては、1、2年でチームをまとめる・・・そんな仕事をされていました。
そうです。
もうおわかりかと思いますが、部長さんが言われていた「どろどろした問題」とは、
人間関係の問題
だったのです。
仕事の上に人がいるのではなく、人の上に仕事がある。
そして、
人の上に、恋がある
と、僕は思うのです。
▼ もっともどろどろした人間関係 ▼
職場のように、「仕事だから」という浅くなりがちな人間関係でも、どろどろしているのです。ということは、
恋愛なんていうものは、どろどろの極め
だと言ってよいのです。
叫びながら、気持ちを伝える。
涙を流しながら、抱きしめる・・・。
そんな恋が終わりを迎えてしまうなら、
美しいはずはないのです。
・・・別れが好きな人は、たぶんこの世にいません。
しかし、そうなってしまったなら、なるべくスマートに・・・と思うことは自然な発想です。
相手のことが気になるから、まだ言えない。
まだ、言うときではない。
しかし、別れを選択する・・・ということは完全に自分自身の都合、思考の結果です。そこへ、「相手への気遣い」を添えようというのが、そもそも筋違いなのです。結果、スパッと伝えるのが誰にとっても一番であり、
どろどろしながらも、一番美しい姿
になるのです。
▼ P.S.僕が受けた衝撃 ▼
部長さんとの仕事の中で、僕が「一生忘れないだろう・・・」というくらい、衝撃を受けたお話をご紹介します。
・・・
「マーチンくん、うちの職場って女性が多いじゃない?
女性の生理ってわかるかい?」
「はい!?!?」
「私はね、ほとんどの女性の生理の日を把握してるつもりだよ」
「え゛ーーーっ!?
なっ、なんなんですか、それーーっ!」
「私たち男には一生わからんが、
女性は生理で体調も気分も変わってしまうんだ。
・・・もし、マーチンくんが女性で今日生理だったら
仕事頑張れるかい?」
「・・・サボります」
「だろう?それが毎月あるのに
全く考慮しないのが当たり前なんてヘンじゃないか?」
「・・・」
「男女平等っていうのは、なんでも同じということじゃない。
それぞれの特性を活かした上で、最大限に力を発揮
できるようにすることが、本当の平等だと思うんだ」
・・・すごい。
なんていうか・・・発想がすごい。
普通の人間には、こんな発想できない。
なるほど・・・コミュニケーションの鬼なわけだ。
・・・。
思いやりであれ、恨みつらみであれ・・・
人が人を想う気持ちは目に見えません。
だからこそ、せめて自分の恋人には
「愛してる」も「さようなら」もハッキリ告げたい
そう思うのです。
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written by Martin 2003.02.19 |
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