マーチン先生の恋愛教室

選ぶ道 と 見つめるもの

「 人を見る目とは? 」


    今回の事例解析の講義はこのお話です。
主人公はJちゃん、23歳。

6月くらいに別れた彼のことで相談させて下さい。
その彼とは同じバイト先で知り合い、私から告白しました。

その時は「今は誰とも付き合う気はないよ」と言われ振られました。しかし、どうしても駄目という感じではなかったため、頑張った結果、彼から「好きかもしれない」という告白をうけ、体の関係をもつようになりました。

定期的に逢うようにもなったのですが、それでも彼は付き合ってるとは認めてくれず、付き合うことはできないと言われました。

そんな中で、彼には思いを寄せてる別の女性がいるように感じました。どうもそれは同じバイト先のAさんのようなのです。そこで、彼に聞いたりもしたんですが、「何もないよ」しか言ってくれず、私は気になりつつもそれ以上は聞けずにいました。

その後、私がバイト先を辞めて実家に戻り、全てをリセットしました。そして、バイト先の人から、事実を聞いたのです。

私が告白する前、彼はAさんと1ヶ月半くらい同棲しており、結婚も申し込んでいたのです。しかし、彼女がまだ結論を出してないうちに、私とも関係をもっていたのです。

「やっぱりそうだったんだ!」と今まで、モヤモヤしていたものが、私の中で全てつじつまがあってしまい、彼に対して怒りの感情がおさまりません。私も結局は都合よく利用されてただけだとわかり、悔しさが募ります。

どうしても、このままではイヤなので、彼をギャフンと言わせてやろうと計画中です。そこまでする必要があるかどうかはわかりませんが・・・

彼女のことに気づいていて、それでもいいと思って付き合ってきた私も悪いんですけど・・・人を見る目がない自分に自信がなく、恋愛するのが正直怖いです。

マーチン先生は、彼のことをどう思いますか?
今後の恋愛のアドバイスも頂けたらと思います。


▼ 「それでもいい」と思っていたのに ▼
実際は、やっぱり二股をかけられていた・・・。それがわかり、彼に対して怒りがこみ上げてくるお気持ちは、よくわかります。

しかし、この怒りが込み上げてくる原因は「都合よく利用されていたから」ではないと思います。「彼との関係が終わってしまったから」そう思ってしまう・・・のではないでしょうか?

例えばです。
最終的に、彼とJちゃんが「いろいろあったけど、結婚しよう」という話になっていたとします。そこで、このお話を聞いたとしましょう。すると、きっと、


それでもいいと思ってたんだもん。
だから、これから頑張っていこう。


そう、言われるはずなのです。
都合よく利用されていたなら、その事実は何も変わりません。でも、怒りは込み上げてこないのです。

この違いの原因は、「目標があるかないか」です。
つまり、


今までは、これからという目標があったので耐えられたが、
目標がない今となっては、許せない


のです。
彼の行動は、決して誉められたものではありません。それは紛れもない事実です。しかし、それに気づいていた以上、Jちゃんが怒れてしまう理由、それを彼に向けるのは筋違いなのです。

自分がやろうと思ってしたこと。
しかし、残念ながら、その結果が伴わなかったことが原因・・・なのですから。


▼ 前向きな行動とは? ▼
マーチン論、「泥棒よりも取られる方が悪い」の話、以前、大反響(?)を呼びました。この話は、


泥棒が悪いのは当たり前。
しかし、相手を責めるだけでは何も変わらない


ということがポイントです。
これと今回の話は、非常に似た部分があります。

「前向きに生きる」とは、どういうことか?
いろいろな回答があるかと思いますが、総じて僕が思うのは、

・自ら、良いと思うことをしていくこと。
・自分自身が良いと思う方向に変わっていく努力をすること。

だと思います。
つまり泥棒を例に取ると、「そんなヤツは許せない。死刑だー!」「警察は何をやっているんだ!しっかり仕事しろーーっ!」と言ったところで、


言われた人(裁判官や警察官)が
あなたの言う通りにしなければ何も変わらない


のです。
「自分が前向きにできる何かを具体的にすること」が、前向きな行動です。例えば、「そんなヤツは許せないから、僕が自ら警察官になってやる!」とか、「もう絶対お金は持ち歩かない!」というのが、前向きな行動なのです。

「彼が許せない」と憤るのは、「そんなヤツは許せない。死刑だー!」という話と同じなのです。

8月からプレミアム読者の方はご存知かと思いますが、2ヶ月前、僕は10万円入ったお財布を盗られてしまいました。
(ほんの1分間、会社内のトイレに置き忘れたのを盗られてしまったのです)

そのとき思ったことは、「もう絶対大金(?)を持ち歩かない」です。
そして今僕は、それを実践しています。


▼ 選ぶ道と見つめるもの ▼
Jちゃんは、ご自分のことを「人を見る目がない」と言われていました。しかし、それはとんでもない誤解です。


Jちゃんは、しっかり彼のことは見えていました。
見ようとしていなかったのは、「事実」なのです。


別の女性のことを感じたそのとき、事実を納得いくまで見つめることができれば、今回のように後悔することはなかったと思います。

・そのときどうなろうが、問い詰めて事実を見つめる道。
・可能性がある限り、自分が臨む未来を見つめ努力する道。

前者をとるなら、そのときダメになっても悔やんではいけません。その分、すぐに白黒はっきりすることができるのですから。

後者をとるなら、結果的にダメになっても相手のことを恨んではいけません。「グレーな関係を白にする努力」を選んで、結果が伴わなかっただけなのですから。

どちらの道も、正しい選択です。
難しいのは、


「自分が選んだもの」を見つづけることなのです。


・・・。

僕はどちらを選ぶのか・・・ですか?
僕は、


問い詰めた結果・・・ダメにしてしまった恋がありました。
ですから、まずは可能性を見つめて努力することを選びます。


この具体的方法。

「グレーを白に。可能性を大きくしながら、努力する方法」

を2003年10月16日配信の恋愛教室PREMIUMでご紹介します!
ご興味のある方は、是非こちらをご覧下さいね。
http://www.martin.ne.jp/cm/premium.htm


▼ P.S.気が収まらないあなたへ ▼
「でも、やっぱり彼が許せない!」
そんなときには、


気持ちをすっきりさせて、これからを前向きに生きるために
彼にきちんと話をすればいい


と思います。
これなら、前向きな行動かと思いますよ。


ekoさん、かわいいネコちゃんをありがとう!  As far as I judge he is to blame.
 やっぱり彼が悪いわよ・・・。
Illustrated by eko written by Martin 2003.10.15



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