マーチン先生の恋愛教室

「そんなこと今決められない」という彼女

「 奈落の底へご招待 」
「 答えは見えている?! 」
「 流れや運を信じますか? 」

    今回の事例はこのお話です。主人公はS君、25歳。

始まりは彼女からのアプローチでした。彼女は気になる会社の同僚。勿論僕は喜んで付き合うつもりでした。

話をしていく中で、彼女には3年間付き合ってきた彼がいたことを知りました。そして、つい最近別れたことも・・・。原因は彼の暴力にありました。

そして、初めて僕と彼女がデートをする日・・・。

なんと元彼が会社まで追いかけて来たのです。彼は別れを告げられた後に、自分の落ち度に気がつき「この腕がなければ手をあげなくてすむ!」と言って、彼女の前で自分の腕を痛めつけて見せたそうです。そんな彼の行動を見て、彼女は僕と元彼の間で迷い始めました。

そしてとうとう彼女は「今、彼のことを捨てられない」と言って、彼氏のもとに戻ってしまいました。でも、僕は感情を抑えきれなくて、彼女に「僕のところに来て欲しい」と言いました。

すると彼女は、泣きながら・・・

「そんなこと、今決められない」

と言ったのです。

あなたが、S君だったらどうしますか・・・?



▼ 奈落の底へご招待 ▼
「天国から地獄へ」とでもいいましょうか。
気になる人がいる。だけど自分からはなかなかアタックできない・・・。そんな時、相手からアタックを受けると誰でも天に昇るような気分になります。S君も例外ではありませんでした。

しかし、タイミングが悪かった。
こんな日に元彼がくるなんて、偶然では片付けられません。

「初めてのぉ〜、デートの前にぃ〜、来なくても」

という感じです。こういう時には、それをやられてしまった自分の星周りの弱さを自覚せねばなりませんね。

ゴリ押ししてはダメなのです・・・。



▼ 解析方法 ▼
まず、現在の彼女と元彼の関係を考えてみましょう。
付き合いが長くなる・・・、そう1年以上付き合えば二人の間には「愛情」の他に、「情」というものが育っていきますね。恋人への気持というのは、この「愛情」+「情」のトータルがメインになるのです(他には尊敬などがあります)。

何か問題があり、愛情が冷めた。しかし、何故か別れを踏み切れない・・・この原因は「情」が残っているからなのです。

「情」を消すには、それ割り切れるだけの精神力か、情を培っただけの時間が必要です。

今回、彼女は一度強い精神力を持って別れを切り出しました。しかし、そこへ彼が登場し、思いがけない行動を取った・・・。この行動が彼女の精神を揺さぶった、と言えるでしょう。

しかし既に愛情は冷めているのです。
揺さぶられたのは「情」の部分だということに気が付かなくてはなりません。

次に、彼女の僕への気持ちはどうなのか。
気になる者同士、初めてのデートを約束した。
彼女と僕の間には、初めてパソコンを買ってきてメールを繋げた、あの時と同じようなドキドキがあります。芽生えたてホヤホヤの愛情があります。

しかし、まだ小さな芽です。「さぁ、これから」という大きな期待と、「もしかしたら・・・」という小さな不安があるのです。

そして、ここにはまだ「情」というものは存在しません。

つまり・・・

期待と不安が混じった愛は僕にある。
しかし、安定した情は僕にはない

のです。これが彼女の僕への気持です。

S君の小さな「愛」の芽と、元彼の大きく育った「情」という大木。
ここで勝負をして、あなたは勝てると思いますか・・・?



▼ 答えは見えている?! ▼
ここまでで、S君の取るべき行動がわかりましたか?

二人に必要なものは情ではありません。愛なのです。情でこれからを、未来を培うことはできないのです。情は重ねていく時の中で培われていくもの・・・なのです。

必要なものは愛、頭ではわかっているのです。しかし、それを強要されても納得はできないものです。ムダだと頭で分かっても体がいうコトを聞かない。そんな時は・・・

それが分かるまで自分でやってみる

しかないのです。

つまり、押せば押すほど逃げてしまう状況が今の彼女なのです。押したい気持はわかりますが、押してはならない時・・・なのです。

唯一行動するとするならば、彼女から身をひく素振りをみせることでしょう。

彼女が悩んでいられるのは、「私が選択できる立場にあるから」でもあります。失って初めてわかる大切さ・・・これは本当です。

失ってしまった、あるいは失うかもしれないという状況・・・。これにより、「本当に必要なものは何であるか」に気が付くことは少なくないのです。



▼ 流れや運を信じますか? ▼
さっき「星周りの弱さを自覚しなければ」といいましたが、S君の場合「行動してはならない」というところに繋がっていきます。

ハッキリ言って根拠も何もありません。

ありませんが、「流れ」というか「運」のようなもの・・・。恋愛においてこれは信じるべきです。いわゆる占いのように、他人から言われる「運勢」をムリに信じることはありませんが、自分で感じた自分の運は信じた方が良いでしょう。

但し、プラス志向に結び付けることをお忘れなく。



▼ 二人のその後は・・・? ▼
この事件から約半年後。
最後の最後まで二人の間をさまよう彼女でしたが、めでたくS君は彼女の心を掴み、晴れてお付き合いすることになりました。

彼女の側でずっと待っていたS君の心が、小さな芽を育てたのですね・・・。大きな木になることを祈っています。



   
ずっと側にいてくれて、ありがとう・・・。  I wish this time could last forever...
 「今」が永遠に続きますように・・・ 
written by Martin 2001.07.05



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